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ゴレ島

ゴレ島は、セネガルの首都ダカールから3キロの大西洋上に浮かぶ島になります。1814年までは奴隷貿易の要所である島として、フランス奴隷貿易が廃止されるまでは利用されていました。

島の南北は900メートル、東西は300メートルしかないこの小さなゴレ島は、人類が犯してきた罪を残す島としては大きな意味を持っています。セネガルで最も古いとされるイスラム教のモスクやカトリック聖堂と並んで、狭く暗い奴隷の収容所や奴隷売買が行われた商館などが残っています。

もともと、このゴレ島には1444年にポルトガル人が到達し、当時は商業基地として栄えました。その後、アラビアゴムや黄金と一緒に黒人奴隷などの交易をめぐり1628年にはオランダに占領されることになります。

以後はイギリスとフランスの領土争いの結果、ゴレ島は最終的にフランス領となりました。そしてフランスのナポレオンが奴隷貿易制度を廃止し、その後1960年にはセネガル独立に伴ってようやくセネガル領となったのです。

かつての奴隷収容所は今でも島内に残されており、奴隷の館は歴史博物館として一般公開されています。当時は狭い空間に20人ほどが詰め込まれ、常に200人以上の奴隷が積み出しされるまでの時間をすごしていたといいます。

それらの暗い過去とは裏腹に、現在のゴレ島には美しい景色が広がっています。当時のオランダ軍の要塞やコロニアル式の町並みが広がり、現在は人口約500人ほどの小さな町として、また旅行者がたくさん訪れる観光スポットとして賑わいを見せています。

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