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メテオラ
メテオラはギリシャの岩山の頂上に立っている修道院になります。高いもので600メートルを超す奇岩群の中の一角にこの修道院は立っています。ギリシャ中部のテッサリア平原に位置するメテオラは、幻想的な風景が広がり、見る者は目を奪われます。
メテオラとはギリシャ語でメテオロスという、空中に浮かぶという意味の言葉が語源となっています。下界と隔離されていたメテオラの修道院は、物資を運ぶのにロープウェーが利用されています。修道院内部には、フレスコ画や聖画などのビザンチン美術が保管されています。
もともとメテオラの修道院は、迫害を受けたキリスト教の修行僧の聖域となっていました。その修行僧たちは、人を寄せ付けない高さに修道院を作り、ビザンチン芸術を築きあげてきました。迫害初期の9世紀ごろは、彼らは岩の割れ目や洞窟に住み着いていました。しかし時が進むにつれて、次第に増えていった修行僧の数に合わせて、修道院が建てられるようになったのです。
15世紀頃には最盛期を迎えて、修道院は最大で24件もありました。しかし現在人が住んでいる修道院はわずか5件となっています。その中で最も大きな修道院はメガロ・メテオロン修道院になります。現在は岩面に掘られた115段の階段を利用して登ることができます。またアギア・トリアダ修道院は美しい奇岩の上に建っており、写真等でよく使われる修道院はこちらになることが多いです。
エーゲ海で有名なギリシャですが、ギリシャに行ったならこのメテオラも見ておきましょう。アテネからは少々アクセスが悪く4,5時間かかりますが、世界的にみても貴重な複合遺産を味わいましょう。
